東方神起のチャンミンとの復活愛【妄想恋愛小説】

チャンミンとの出会いは、今から10年前。

まだまだ若かった私たちはケンカも多かったせいか、

徐々にすれ違い始め、2年後に別れた。

ずっと、続くと思っていたのに・・・。

きっと、素直じゃない私の性格が邪魔をして私たち二人は、

上手く行かなくなったのだろう・・・。

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チャンミンと8年ぶりに会う

私と別れてから数カ月後、チャンミンに彼女ができた。

私と真逆なタイプで、

可愛らしくて守ってあげたくなるような、

性格の女性と付き合った。

 

私は、チャンミンと別れてから

男性と付き合うことが怖くなり、

しばらく一人の時間を過ごした。

 

そんな中、ある男性との結婚が最近、決まった。

幸せなはずなのに何故だか、切ない気持ちになっている私がいる。

もう関係ないのに、

どうしても結婚の報告をしたくて、

数年ぶりにチャンミンと連絡を取った。

 

もう、私の事なんて忘れているだろう・・なんて思っていたけど、

チャンミンは、ちゃんと覚えていてくれた。

電話越しのチャンミンは

「お祝いしなきゃね」と言い、

8年ぶりに会うことになった。

 

仕事が終わり、駅前で待っているとチャンミンが現れた。

「美桜(みお)!久しぶり、元気だった?」

「うん、元気だったよ、チャンミンは?」

「元気だよ!とりあえず、ご飯でも食べようか」

 

8年ぶりに再会したチャンミンは、とても落ち着いていて、

付き合っていた頃とは違った魅力のある男性になっていた。

 

「お腹もいっぱいになったし、これからどうする?あ、もうすぐ結婚する女性を連れ回すのはよくないか・・」

と真剣な顔で言うチャンミンを見て、ちゃんと気にしてくれるんだ!と私は思わず笑った。

 

「どこ行く?チャンミンはどこに行きたい?」

「いいのか?もうすぐ結婚するんだろ?」

「うん、結婚・・迷ってるの」

「どうして?マリッジブルーってやつか?」

「うん、それに近いかも」

「じゃあ、今日は俺に付き合ってよ。マリッジブルーから解放してあげる」とチャンミンは私をある場所に連れて行った。

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チャンミンのママ

チャンミンは、夜景の見える場所へ私を連れて行った。

この夜景、見たら悩みなんて吹っ飛ぶかもとチャンミンは言う。

 

確かに夜景は綺麗だった。

「そう言えば、私と別れた後に付き合った人とはどうなったの?」

「あー、別れたよ、半年で別れた、その女と別れてからずっと一人。もう女はいいや!ってなっちゃって」

 

チャンミンのお父さんと私の父は、昔からの友人で、父と私は、よくチャンミンの家に遊びに行ってた。

チャンミンのお母さんは、とても面倒見がよく、私のことを娘のようにかわいがってくれるお母さんだった。

 

「あなたたち、いつ結婚するの?」なんて、よく言われてた。

一緒に出かけたり料理を作ったり、本当に可愛がってくれた、チャンミンのお母さん。

 

「ねぇ、チャンミン、お母さん元気?」

「元気だよ、俺らが別れた後も美桜(みお)のこと気にしてたけど」

「そうなんだ・・」

お母さんに会いたいってチャンミンに言いたかったけど、私はもうすぐ結婚するし、期待を持たせるような事したくないし、「ママに会いたい」とは言えなかった・・。

 

「チャンミン、ありがとう!夜景のおかげで悩み飛んで行った!」

「無理するなよ、お前が強がってる時は、だいたい何かあるんだよ」

「そうかな?」

「そうだよ、いい加減、強がるのやめて俺に甘えろよ」

「無理してないし強がってないよ」と言うと。

 

チャンミンは、「男に頼らず頑張る美桜を見てカッコイイと思うけど、たまには甘えろよ」

私の後悔は、素直に自分の気持ちを言えなかったこと。

 

素直に寂しい、会いたいと言えなかったこと。

こんな私の性格がチャンミンを傷つけていたことが、私の中での一番の後悔。

そんな理由から、男性と付き合うのが怖くなった。

 

8年前の「もっと俺に頼って欲しかった」が、チャンミンが言った最後の言葉。

あれから8年・・・。

私は数カ月後にチャンミンではない男性と結婚する。

 

「明日も早いし、もう帰るね」

「駅まで送るよ、それから・・悩みあるんだろ?悩みならいつでも聞くから、連絡して来いよ」

私の悩みは、相手側の両親が勝手に話を進めて、結婚が決まったこと。

 

周りに言われて結婚する生活なんて幸せになれるのか。

と毎日考えていたら、結婚をためらうようになり、

結婚相手とは連絡すら取らなくなっていった。

俺が結婚してやるよ

仕事帰りに駅チカのカフェに入り私は、まだ終っていない仕事を続けた。

ん?誰からだろう、LINEが来てる。

「今日も夜景、見に行くか?」と言うチャンミンからのLINEだった。

 

私は迷ったけど、カフェでチャンミンを待つことにした。

「チャンミン!」と手を振ると私に気付いたチャンミンは隣の席に座った。

 

「まだ、仕事してるの?」

「うん、カフェの方が、はかどるから」

「頑張りすぎて倒れたりするなよ」

「倒れたら助けてね」と冗談を言うと、

チャンミンは真剣な顔をして「いいよ、いつでも助けるから」と言った。

 

「ねぇ、チャンミン、私どうしたらいいと思う?」

「結婚か?」

「うん、結婚」

「式場は決まってるのか?」

「まだ決まってなくて」

「決まってないなら早めに断った方がいいと思うけど」

確かにチャンミンの言う通り、早めに断った方がいいに決まってる。

 

「この結婚逃すと、もう結婚できないのかな?」

「そこ、心配するか?」とチャンミンは笑いながら言った。

「心配するよ!一度くらいしてみたいし」

「もし、お前が結婚できなかったら俺がしてやるよ」と、

ふざけながら言うチャンミンに、

「チャンミンと結婚するくらいなら一生一人でいい!」

と言い私は、チャンミンをカフェに残して自宅に帰った。

 

あんな風にふざけて言わなくてもいいのに。

でもチャンミンが言うように、結婚は早めに断ろう。

ウェディングドレス姿

私は悩んだ末、結婚するはずだった男性と別れた。

相手側の両親にも謝り、二度と相手側に会うことはなかった。

結婚を断った理由は、ただ一つ・・・。

 

私は、チャンミンをホテルのラウンジで待っていると、「美桜」と私を呼ぶチャンミンの声がした。

「どこ行きたい?」

「チャンミン、私・・・」

「いい加減、甘えて来いよ」とチャンミンは片手で私を抱き寄せた。

「チャンミン、私ね、結婚断ったの」

「うん、それでいい」

「言ったろ?美桜が結婚できなかったら俺がしてやるって」

「あの言葉、本気だから」

 

チャンミンの腕に抱かれ数年ぶりに感じる、この感覚。

懐かしい感じと、チャンミンじゃなきゃダメなんだと言う思いで、胸がいっぱいになった。

 

「なぁ、美桜、別れる前のこと覚えてる?」

「チャンミンのお母さんのこと?」

「うん、美桜のウェディングドレス姿が見たいってずっと言ってたもんな」

「うん」

「俺も見たい、お前のウェディングドレス姿」

「どうしたの?急に」

「絶対、綺麗だから!お前のウェディングドレス姿、仕事が落ち着いたら結婚しよう、今度は絶対に」と、チャンミンは私を強く抱きしめた。

 

その後チャンミンと私はラウンジを出て、このホテルで、一晩中、抱き合った。

チャンミンの、この腕の感覚がずっとずっと恋しかった。

 

「チャンミン、私のこと好き?」

「好きだよ、今、最高に幸せ」

「私も好き、チャンミン」

これからは、あなたに頼って生きて行きたいから、もう二度と離さないでね。

チャンミン、私も最高に幸せ。

好きだよ。

書いた感想

東方神起の色気たっぷりなチャンミンとの復活愛を妄想してみました。

現実ではヨリを戻す恋人は少ないようにも感じますが、チャンミンとの復活愛は有り得ますね。

引き寄せられるような、あの色気は本当に魅力的です。

そんな男性のママに気に入られ、結婚間近な私は幸せ者です。

これからも幸せになります♡

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編集後記

チャンミンとの復活愛おめでとうございます(笑)

チャンミンと結婚出来たら、どれほど幸せなんでしょうね。

でも、いづれチャンミンも一人の女性と結婚する日が必ず来ますからね。

日本中の女性が泣いちゃいますね。

それでは、またです!

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