東方神起のチャンミンが抱きたいNO.1の女は私【妄想恋愛小説】

子供の頃からピアノが大好きでピアノを習っていた私。

小学生の頃に憧れた、必ずピアノの先生になると言う夢がやっと叶い、
今では、3歳から高校生までの子供たちにピアノを教える日々。

ようやく、生徒も増えて来て充実した毎日を送っていた頃に、
ある男性が訪ねてきた。

東方神起のチャンミンにピアノレッスン

「すみません、今からでもピアノ習えますか?」

「大丈夫ですよ、レッスンすれば小学生レベルまで弾けると思います」

「じゃあ、お願いします」

と、キャップを深く被った男性は私に言った。

早速、男性に入会手続きをしてもらい、次の週の土曜日の夕方から
来てもらうことになった。

教室の話によると、その男性は東方神起のチャンミンだと後から聞いた。

特に驚くこともなく、落ち着いた様子の私。

でも、東方神起がどうしてウチの教室に?

それにしても暑い。

もう7月。

レッスンに通う子供たちは、もうすぐ夏休み。

そう言えば、新しく入会した男性、なんで今頃からピアノを?

入会した理由、聞くと失礼かな?

―レッスン初日―

「こんにちは」とチャンミンがやってきた。

「こんにちは、どうぞ」

「早かったですね」

「早く着いちゃって」

「早速なんですが、音符読めますか?」

「少しなら」

「わかりました、じゃあ読めない音符も併せて一緒に覚えましょうか」

「はい」

「何かわからないところがあれば聞いてくださいね」

チャンミンは、とても落ち着いた雰囲気で
引き寄せられるような魅力がある。

「先生、出来ました」

「これなら、すぐにでも弾けそうですね」

「教え方は先生によって様々なんですけど、
左手って動きづらいからまず左手から練習しましょうか」

「右手は、ほとんどメロディなので音符が読めなくても
聴けばだいたいの方が弾けるくらい簡単なんですよ」

「お家にピアノあります?」

「あります」

「よかった、お家でも必ず練習してくださいね」

チャンミンは、レッスンを休むことなく毎週土曜日の夕方に
私が勤めるピアノ教室に通った。

「こんにちは」といつものようにチャンミンが。

「こんにちは、どうぞ、今日も早いですね」

「今日も早く着いちゃって」

「そう言えば、最近、上達してきましたね」と

私はチャンミンの顔を見ると

一瞬、時が止まったかのような感覚になり、
チャンミンから目がそらせなくなった。

「先生、お手本見せてください」

魔法をかけられたかのように目がそらせなくなったのは
初めてだった。

私はドキドキしながらピアノを弾いた。

「綺麗な指ですね」とチャンミンが言った。

「そうですか?小さい頃からピアノを弾いてるから
指が太くなっちゃって私は嫌いなんです」

沈黙が流れる中、私のピアノの音が教室中に鳴り響いた。

チャンミンに誘われた夏の夜

「先生、この後、どこか行きませんか?」

「この後ですか?」と私が聞くとチャンミンは

「もっと先生のこと知りたくて」と言った。

断る理由も特になく、私はチャンミンと食事に行った。

夏の夜は日中より過ごしやすく、なんだか好き。

仕事帰りの夏の夜はもっと好き。

「散歩でもしませんか?」とチャンミンが言った。

「夏の夜ってよくないですか?」

「あ、夏の夜は私も好き」

「同じですね」

「あ、そう言えば次のレッスンの日は、ちょうど教室が閉まってるんですね。
教室が閉まってたり発表会が近い子なんかは、臨時で私の家でレッスンを
したりするんですが、どうします?」

「あ、また予定見て連絡します」とチャンミンは言った。

「先生、この後も付き合ってもらえますか?」

と連れていかれたのはチャンミンの自宅。

リビングに入るとグランドピアノが置かれてあった。

「次からうちでレッスンしてもらえませんか?」

「大丈夫ですよ、でもどうしてですか?」

「仕事の関係で、家に来てもらう方が助かるんですよ」

「わかりました、次回からご自宅に伺いますね」

「先生みたいに上手く弾きたいんですよ」

とチャンミンは私の手を掴んだ。

「毎日、来てもらうことはできませんか?」

「夜なら大丈夫です」と私が言うと「よかった」と
チャンミンは少し微笑んだ。

チャンミンからの告白『好き』

私は、今日から毎日チャンミンの自宅へ通うようになった。

毎日のレッスンの甲斐もあって、チャンミンは上達して行った。

「先生、この後の予定は?」

「この後は自宅に帰るだけです」

「そうなんですか、今から夜の散歩でも行きませんか?」

私たちは特に行くあてもなく散歩に出た。

夏のせいか、それともお互いに惹かれ合ってなのか、
チャンミンとの距離が急に縮まり私はドキドキした感情を
抑えられなかった。

「今夜は一緒にいてもらえませんか?」とチャンミンが手を握ってきた。

「ひとつ聞いていいですか?」

「なぜ、ピアノを?」とチャンミンに聞いてみた。

「特に意味はないですよ、うちにグランドピアノがあるから弾いてみたくて」

何か特別な理由でもあってピアノ教室に通い始めたのだと思ってた。

ふと、空を見上げてみると、雨が降り出しそうな雲が。

もう8月が終わる。

花火大会も終わり、夏休みも終わる。

結局、今年は仕事だけで夏が終わる。

「まだ花火大会どこかでやってるかな?」と

私がチャンミンの顔を見た瞬間

私の瞳の奥を覗き込み

「好きです」と握っていた私の手を唇に持っていった。

驚いた私は、チャンミンの瞳から目がそらせなくなり

雨が降り出した。

私とチャンミン2人だけの世界

「風邪、引いちゃうし帰りましょうか」とチャンミンが言い
雨に濡れた私たちは、チャンミンの自宅へ戻った。

チャンミンがシャワーを浴びている間、
私はグランドピアノの椅子に座ってみた。

先生も一緒にシャワー浴びませんか?とチャンミンに呼ばれた。

チャンミンの吸い込まれそうな瞳に目をそらせない。

チャンミンは私を見つめ軽くキスをした。

ワンピースの背中にあるファスナーを下ろし、
首から胸の谷間へと舌を這わせる。

下着を脱がせチャンミンは私の手を掴み、抱き寄せ
「好きだ」と囁き激しくキスをした。

シャワーに打たれながら、私のからだにキスをするチャンミン。

「チャンミン…やめて」

「その感じている顔をずっと見ていたい」

そのままチャンミンのベッドへ・・・。

「チャンミン・・・」

これほどまでに引き寄せられる男性は初めて。

チャンミンの顔、瞳、胸、腕・・・

「チャンミン、やめて」

「先生のその声、もっと聴きたい」

チャンミンの指が・・・。

夏が終わると言っても日中はまだまだ暑い日が続く。

でも、今夜は少しだけ過ごしやすい。

チャンミンに抱かれる私はいつも以上に女で
チャンミン以上に深い魅力を持った男性は
存在しないと思うくらいに私はハマって行った。

この先もきっとチャンミン以上の男性は現れないと。

-あれから半年後-

私はチャンミンと暮らすようになり、今でも毎日のように
チャンミンにピアノを教えている。

チャンミンとピアノを弾いている時間が1番落ち着き、
穏やかで1番心地いい瞬間。

その、微笑んだ顔は私だけのもの。

この先も、もっともっと、あなたのことを知りたい。

書いた感想

小学生の頃、ピアノの先生になりたくて結局、夢が叶えられませんでした。

今回はその夢を妄想恋愛小説に書かせていただきました。

チャンミンの年齢が30代なので、落ち着いた大人な恋愛で
後半は少し艶やかに書きましたが、とても恥ずかしかったです。

読み返せないくらい恥ずかしいです。

当時、倖田來未とコラボしてたのを観て、初めて東方神起の存在を知ったのですが
当時の印象とは全く違い、私は現在のチャンミンの方が色気もあり好きです。
(私より年下だと知ってビックリしました!)

ではでは、今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました☆

編集後記

東方神起のチャンミンは、色気のある大人です。

幅広い年代から愛されているチャンミンに惚れられて幸せですね。

これからもお幸せに(笑)

妄想恋愛小説なので、何でも自由にお書きください。

私も書いてみたい!って言う人はこちらからどうぞ。

➔http://k-pop.website/2020/04/14/idole/

それでは、たくさんの応募をお待ちしてます。

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