「BTSのテテと付き合う事になった!」
テテとどこで出逢い、どう発展していったのか楽しみです。
出会いはBTSライブ会場

ファン歴3年目にして、ようやくBTSのライブチケットが手に入り、仕事やプライベートを調整して友人とライブに行くことになった。
しっとりとした初夏の出来事。
「はぁ、今日も仕事疲れたー」
「でも、明日は待ちに待ったBTSのライブだー!」
「そうだ!明日に備えて着ていく洋服を決めておこっと♡」
そして、私は3時間もかけ洋服を選び、お風呂に入った。
やっと「テテ」に会える…
テテはどんな女の子が好みなのかな?
少しでもテテに見てもらえるように、可愛くしていかなきゃ。
だって、最前列で観れるんだもん。
なんて、独り言をブツブツと言っている間にも体は温まり、私はお風呂を出た。
「•*¨*•.¸¸♬︎」
「!?」
スマホが鳴った。
「もしもし?」
「ごめん!明日のライブ、急な仕事で行けなくなっちゃった!」
「!?」
一緒に行くはずの友人からの電話だった。
仕事なら仕方ないかー。と私は1人で行くことになった。
一人で行くのは心細いけど、やっとテテに会える。
と、私はそっとベッドに入り眠ることにした。
「ジリリリリリリリリリリ」
「んー…」
「ジリリリリリリリリリリ」
私は目覚まし時計で目が覚めた。
ライブまで、まだまだ時間あるけど、どうしようかな。
「よし早めに行っちゃおう!」
すると、私は朝食を摂り、身支度を始めた。
メイクは、韓国メイクにしちゃおう。
前髪も少し巻いて…スカートはふんわりとしたスカートでリップの色は濃くない赤。
「あ!そうだ、カラコンも入れちゃおう!」
「よし!できた!」
韓国女子の出来上がり!
「今日だけテテに釣り合う女になりたい」
そんな乙女のような純粋な恋心を持った私は電車に乗り込んだ。
「もうすぐテテに会える、最前列でテテのこと観れる」
そんな乙女のような私は、ドキドキしながら電車を降り、徒歩で会場に向かった。
「ブーーーーーーーン」
「!?」
突然、白のワンボックスカー、一台が私の目の前で止まった。
「ピピッ…」
スライドドアが開いた瞬間、私は固まった。
「テテだ!」
驚きのあまり、呆然と立ち尽くす私にテテはニッコリ笑ってくれた。
BTSテテの亡き母
テテが私に微笑んだ…
一瞬の出来事で何が起こったのか分からない私は、その場に立ち尽くした。
そしてまもなく開演…
会場に入ると、ものすごい数のファンが。
オープニングと共に流れる音響
ざわつくホールにBTSが登場する。
そして、さっき私に微笑みかけてくれたテテが目の前にいる。
1曲目…2曲目、3曲目と歌が続いていく。
目の前にいるテテが私に歌いかけているように見える。
私の自意識過剰じゃなかったら、どんなに幸せなんだろう。
「テテー!」と叫びながら手を振ってみた。
すると、テテが私の方を見て微笑みかけてくれた。
ほとんど歌が頭に入らない状態でずっとテテを見つめる私。
まるでお互いの想いが通じ合っているみたいで、私は幸福感に包まれた。
そしてエンディングを迎える頃に、私は急に気分が悪くなり、
近くにいるスタッフに連れられて、スタッフ専用出入口から出ることにした。
人酔いしちゃったかな…
さっきのスタッフさんがお水を持ってきてくれ、しばらく付き添ってくれた。
気分もすっかり良くなり、今日はテテに会えたし、本当に最高な日だった。
明日からまた仕事頑張ろう!
と幸せな気分で帰ろうとした時に後ろから「待って!」とカタコトな日本語が聞こえた。
振り向くと「テテ」が!
「アナタ、ボクがクルマからオリルトキにチカクにイタジョセイ!」
「トモダチにナッテクダサイ」
テテと交際するようになったのはこれがきっかけだった。
話を聞くと、しばらく日本に滞在するらしく私は毎晩、仕事帰りにテテが宿泊しているホテルに通った。
なんで私なのかテテに聞くと
「アナタは亡くなった母にとても似ている」と…
だから私に微笑みかけ、ライブ中も私のことを見ていたのだそう。
少し涙ぐむ私を見てテテは私を抱きしめた。
「ズットソバニイテホシイ…」
バンタンのテテと付き合うことになった

私はテテと付き合うことになり、彼は物凄く私を大切にしてくれた。
付き合う理由はどうであれ、彼は私を必要としてる。
テテはある日、私にこう言った
「君は母に似てるけど、理由はそれだけじゃない」
「君を見ていると吸い寄せられるんだ」
「100人1000人10000万人の中からでも僕は光り輝く君を見つけられる」
「君だけがダイヤモンドのように光り輝いている」
とテテは私に言った。
誰にも邪魔できないような精神的な繋がりが私とテテにはある。
もうテテ以外、何もいらない。
そして、ライブツアーが終わり日本を離れると同時に私もテテと一緒に韓国へ飛んだ。
テテの住むマンションで一緒に生活をし、とても幸せな日々を送る中で、私は現在、マネージャーとしてBTSのサポートをしています。
私の願いは、これからもずっとテテを支えて行くこと。
「ずっと、愛してる…」
書いた感想
書き始めは、本当に恥ずかしく、この歳で何言ってるんだろうと思いながら書いてましたが、書き出すと現実で起きているかのような幸せな気分でバーチャル世界へ飛べました。
それから、テテさんのお母さん、勝手に亡くなっている設定にしてしまい申し訳ないです。
どうもありがとうございました☆
編集後記
友達がライブに行けなかったことが運命の分かれ道だったかもしれませんね。
テテとこれからもお幸せに!
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